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【過去記事】
1プロポーズされた!
2結婚できない典型的なアラサー痛女
3またやらかした彼
4誕生日デート、早く帰りたい……
5この場所でこの雰囲気で大事な話切り出す彼の考えが全くわからぬ
葉「ちょっとだけな」
彼「ありがとう」
ここで『ありがとう』が出て来る時点でほぼ話の内容確定やん……。
なんて、これから話されるであろう内容を予期し、どう対応しようかなんて頭の隅っこで考えてた。
彼と別れることは考えてない、でも次のステップへ進む返事は今じゃない。なんでこの日、このタイミング、この場所なんや。もちょっと考えてーや、そういうところが不満やし嫌なんやでわたし!!!
……なんて一瞬、イライラが頭のなかで言語化されて、それで、プロポーズの言葉のあとに言おうかとも思ったけれどもでも、いくらなんでもそれでは彼がかわいそうやし、なんというかわたしひどい女やんやし、穏やかに接することにした。
まだ彼は何にも話してないのに、そう勝手に決めてた。
これでプロポーズじゃなかったらわたし、とんだ勘違い女やんって、今書いててちょっと思った。
でも大丈夫やった。(そんなに大丈夫じゃなかったけど)
彼「……」
無言の間。彼はいつもそう、大事な話を切り出す前には無言になる。
わたしはぼうっと遠くを見てた。
彼「今までいろいろあったけど、今まで1年半近くお付き合いをして、僕の気持ちはかわりませんでした」
内心、きたきたきたっなんて思った。
彼「僕と結婚してくれませんか?」
彼の目は心なし、うるうるしてた。
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