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久しぶりに。



今は2才年下の子と付き合ってる。付き合って半年になる。



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急な話で東京に異動になった。



ここ数年「結婚」がよくわからないドツボにハマってしまっていていけない。



結婚はしたい。好きな人と、自分より相手を大切に幸せしたいと互いに思い、未来永劫Happy一色!になるような。



わたしにとっての「結婚」とは、言語化するとそんなもんやった。



ねぇ。



なんて脆い、なんて美しい、なんて世間知らずな、



とは思いたくはないだってそれは一人ひとりによって異なるでしょうしそもそもわたしは「結婚」を経験したことがない。



3年前に別れた彼は、すでに別の人と結婚した。



睡眠中にみる夢は、無意識下の脳内現象であるはず。精神状態やシナプスとシナプスのつながりのうえで生じる偶然性がもたらした幻想と思っているけれど、2年前のあの人はたびたび、赤い服を来た素敵な女性とともに現れる。上手くいってた頃のわたしへの行いを、愛を、彼女にそそいでいる。



彼女の手料理のためか彼は心なしふっくらしたようだ。(彼の朝ご飯はクリーム玄米ブラン1袋、お昼はコンビニおにぎり2つ、夜はCoCo壱のルーティンだったから。仕事の日は昼夜社食だったけど、コロナで状況も一変したでしょうし)そして、心に少しの曇りもない瞳で、やわらかい表情でいる。あんな顔をわたしが最後に見たのはいつだろう、別れる1年ほど前沖縄旅行へ行ったとき、あの時はほんとう無邪気、という言葉にすべて集約されるような笑顔をしてた。



その夢にわたしが存在するときは、申し訳ないような顔をする。あるいは軽蔑の眼差しを向ける、わたしの胸元あたりに。顔も見たくないのね。まるでわたしたちの別れの時のよう。



好きやった。



とても素敵な人やった。別れてしまった。



わたしは彼の素敵なところを自分で得たいと思った。理解できなかったけれど理解したいことがところどころあって模倣した、そしたら段々とわかってきて、たぶんわたし当時より良い女になって、ううん確かにめっちゃ良くなった。それで、だから、今の彼と今の関係性を築いているんだと思う。



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今の彼の話を書こうと思っていたのにこんな仕上がりに。



そんな感じ。