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【過去記事】
婚活を始めるキッカケとなった人との思い出の地へ。
別れたのは6年近く前、
失恋、パワハラ、解雇、鬱、セフレ、裏切り、婚活、結婚相談所。
思い出に浸る旅、開始早々のハプニング。
6年の進歩を感じた出来事。
元カレと過ごした地で感じたこと
記憶を辿って見えたもの
ダメ男とばかり思っていたけれど
婚活7年生の現状……婚活の副作用?
距離を置いていた彼と1ヶ月ぶりに連絡をとった
別れを切り出された。
別れ話の行方
翌朝
彼の人柄、経歴……エリートとは
失ってから気づくってこういうことなのかな
最後の時に向けて 
彼と付き合って変わったこと 
必要以上に彼を責めた理由 
自分が間違ってたことに気がついた
準備を整え、そして…… 
その時を迎えた


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葉月「久しぶり、元気そうで良かった」


自然と笑顔になった。思いのほか普通に接することできるやんって、自分でも意外やった。


彼「葉月も元気そうで何より」


彼も微笑んで、いつものように、でも……


目、目の奥、瞳というのか、決定的にいつもと違ってた。違ってることに気づいて初めて、彼がいつも愛情のこもった優しい目で見てくれていたことに気がついた。


なんかね、冷たいの。これは被害妄想かもしらへんけど、まるで嫌いなものでも見てるかのような目をしてて……。


彼「えらい大荷物だね(笑)」
葉月「借りてるもの返さんとあかんから」


わたしは彼の気持ちを知ってしまったような気持ちになって、目を見ることができなくなった。代わりに、袋に入った返さないといけないものをひとつひとつ見せってった。