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【過去記事】
婚活を始めるキッカケとなった人との思い出の地へ。
別れたのは6年近く前、
失恋、パワハラ、解雇、鬱、セフレ、裏切り、婚活、結婚相談所。
思い出に浸る旅、開始早々のハプニング。
6年の進歩を感じた出来事。
元カレと過ごした地で感じたこと
記憶を辿って見えたもの
ダメ男とばかり思っていたけれど
婚活7年生の現状……婚活の副作用?


今お付き合いをしている彼と、連絡を断ってから1ヶ月ぶりに電話で話した。







距離をあけることになった契機はわたしからの申し出。経緯は、あまりにも彼に不満をぶつける出来事が多く、自分でもわけがわからなくなってしまったこと。


この時すでに、彼に対してあまりにも多くの不満を抱く自分自身にも何か問題があるのかもしれないとも思ってた。けれど、そのことについて考えるには、いったん彼と距離を置き、頭を冷やさないと考えられないと思って……それくらい、彼に対してほとんど常に、イライラとしてた。


それから、彼にリフレッシュしてほしかった。わたし自身の不満を彼にぶつけていたとはいえ、あまりに頻繁だったので、彼に不満を抱くのとは別のところで、彼に申し訳なく思う気持ちもあったから。


ひとつ前にも書いたけど、向こうはそのわたしの不満にどう対処して良いのかわからなくなってしまったということで承諾。 


・  


わたしの心に変化が生じたとはいえ、彼の気持ちはわらかない。だから、取り急ぎ彼にラインでメッセージだけ、送ることにした。


「久しぶり、元気にしてる?」「心境に変化がありました。その報告だけ」


その後、彼から電話で話そうという返信があり、結果、1ヶ月ぶりに電話で話すことになった。







「こんばんは、久しぶり」


久しぶりに聞いた彼の声は少し高めで、緊張しているのがわかった。


「久しぶりやね」


いつもと変わらず……ううん、距離をあけたことでわたしが穏やかになれて、かつてのように平和に楽しく話すことができた。 


わたしはこの時、完全に安心しきってた。また前のようなふたりにすんなりと戻れる、そう思ってた。