『ありがとう〜!』
『彼とは続いている』
『だがしかし、3ヶ月ほど前から不満を言ってばかりの日が続いている』
『はづきの結婚願望は下がりに下がっている』
『のろけろこら、はづきの結婚願望を上げろ』
友人からの返事はというと。
『そうだね、長く付き合ったり一緒にいたりすると、どうしても不満は出てくるよね』
『俺のところもそうだよ、奥さんにほとんど毎日怒られてる』
『だからと言って嫌になることはないし』
『ひとりよりふたりの方が楽しいし』
『一緒になってよかった、つまりそういうことだと思う』
『ゆっくり慎重すぎるくらいに考えた方が良いよ!』
意外やった。
友人はとても穏やかで、優しくて、気配りもできて……そんな友人でさえいっしょに住んでると、何かといろいろあるんやぁって。
まぁ、改めてこうして書いてたら、「そんなん当たり前やん」って思うけど、友人からのメッセージを見た時はそう思った。
で も や で。
友人は奥さんと出会ったのは確か7月。付き合うことになったのが9月。同棲をはじめたのが10月。結婚話は当初から出ていたものの、きちんとすることになったのが12月のクリスマスの日。親への挨拶は1月。挙式は5月……。
超超超スピード婚なんや。
葉『最後のひとこと、あなたに言われてもなんとなくうさんくさいわ(笑)』
友『ほんとう、そだね(笑)。忘れてた!』
もう。
やりとりはこれで終わった。でもわたし、この友人のこと信頼してるんよね。
わたしが今まで出会った人のなかで5本の指には入るくらい、賢いひとやから。
やし……やっぱり胡散臭さは残るけど(笑)、ちょっと安心した。