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【過去記事】
1過去の過ちを思い出した

2優しさの塊のようなひと

3都合よく流れてよかった、なんて
4いちおう、付き合っていた人について
5本命の女がいる予感
6自尊心を満たすためだけに
7胸騒ぎ、女の勘が当たる日
8左手の薬指
9『あいみ』って誰?
10すべてが明らかになる時
11衝撃的すぎて壮大なネタかと
12さびしいはなしや
13決着をつけよう
14これ以上惨めにしないで
15追い詰められてハイになる
16ふたりの全てをなかったことに
17彼は良心を痛めたようだ
18お前がなんで感情的になるねん
19ドン引き、パニック、ひとり遊び
20最後のおやすみ
21晃司さんとさようなら
22優男さんとさよならしなきゃ
23さよならを拒否される
24強引に会おうとしないで
25結局会って話をすることに
26張りつめてたものが折れそうで
27崩壊、の、はじまり
28付き合ってもいない男の部屋へ
29号泣
30汚い女
31晃司さんとのことから一週間後にはもう
32みじめな気持ち、再び
33どこまでも不純
34ハプニング
35優男さんのご両親
36好きになる努力
37さようならの切り出し方




少しの沈黙の後、優男さんが言った。


優男「僕の気持ちは前話た通りで変わらんで」
葉月「ごめん……」


以前のように、また、話は堂々めぐりになった。


優男さんはしっかり、自分の意見を言う。前回はそこんところにわたしの弱いところがやられて、ずるずるとしてしまった。


でもわたし、前回より格段に回復したんやわ。優男さんの好意を利用して……。だから、今回は心が揺れることもなく、話すことができた。







葉月「ごめんな、わたし、好きになられへんかったんや」
優男「それは……」


わたしの一言に、優男さんは言葉を詰まらせた。直後、赤信号を無視して交差点を通過した。幸いなことに、数台の車にクラクションを鳴らされただけで大事にはならなかった。


優男「ごめん……ちょっと気が動転して……」


道路の端に車を停めて、沈黙。


この時、わたしの言葉がなぜそんなに動転させてしまったのか全く理解できひんくて。そのことすら申し訳なくて、何も言えなかった。



▽次の日記
39優男さんとの最後