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【過去記事】
1過去の過ちを思い出した

2優しさの塊のようなひと

3都合よく流れてよかった、なんて
4いちおう、付き合っていた人について
5本命の女がいる予感
6自尊心を満たすためだけに
7胸騒ぎ、女の勘が当たる日
8左手の薬指
9『あいみ』って誰?
10すべてが明らかになる時
11衝撃的すぎて壮大なネタかと
12さびしいはなしや
13決着をつけよう
14これ以上惨めにしないで
15追い詰められてハイになる
16ふたりの全てをなかったことに
17彼は良心を痛めたようだ
18お前がなんで感情的になるねん
19ドン引き、パニック、ひとり遊び
20最後のおやすみ
21晃司さんとさようなら
22優男さんとさよならしなきゃ
23さよならを拒否される
24強引に会おうとしないで
25結局会って話をすることに
26張りつめてたものが折れそうで
27崩壊、の、はじまり
28付き合ってもいない男の部屋へ
29号泣
30汚い女
31晃司さんとのことから一週間後にはもう
32みじめな気持ち、再び
33どこまでも不純
34ハプニング
35優男さんのご両親




帰り道、渋滞につかまった。夜、冷たい空気、夜の街の光……波がやってきてしまった。


ちょっと我慢したけどすぐに優男さんに察知されて、なんやかんやしてまた泣いた。落ち着くまでずっと。


渋滞から開放された時には落ち着いてた。もう22時をまわってて、そのまま優男さんの部屋に行って、それでまた……。


いっしょにいる間、優男さんのことを好きになろうと努力した。こんなに良い人はいない、こんなに想ってくれる人はいないし、すごく貴重な存在。有り難いって気持ちはあったし。


でも、どうしても、どうしても、できひんかった。ちょっとした仕草、言葉のチョイス、嫌悪感が。しかもそれは、明らかにわたしの態度や言動に出てたと思う。ひどい話。







晃司さんとのことがあって3週間ほどが立っても、相変わらず波はあって、ときどき絶望したり泣いたりしてたけど、わたしは格段に元気になってた。


初めての彼のこと、同時期におこったあらゆることから立ち直るのに3年くらい……いや正確には4、5年費やした(会社の上司、って存在には今でもびくびくしてしまうから正確にはまだ立ち直れていないのかも)。晃司さんとの衝撃はそれより遥かにわずかなものって実感してたし、もう、わたし、優男さんに頼らずにいて大丈夫と思えるようになってた。


大丈夫というより……優男さんにこれ以上ひどいことしないよう、それから、優男さんの傷を少しでも浅く済ませられるよう、はやくさようならをしないといけないって思ってた。


海に言った翌週末は会わなかった。優男さんから連絡が来たけど、会えないと言った。


優男『そうやな、僕ら毎週会いすぎやもんな。ところで今度の大型連休、どっか行かへん?』


ああなんで……会っている時もきまぐれやし、それに、とってもふてこい態度取ってるのに、こんなにも気づかんものなんやろうか。







日曜日の夜、もう、今言わないとと思い立って、勢いのままに連絡をした。


葉月『今から会えない?』
優男『うん、どこ行きたい?』
葉月『ちょっと話したい』
優男『わかった、とりあえず向かいに行くわ』





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