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【過去記事】
1過去の過ちを思い出した

2優しさの塊のようなひと

3都合よく流れてよかった、なんて
4いちおう、付き合っていた人について
5本命の女がいる予感
6自尊心を満たすためだけに
7胸騒ぎ、女の勘が当たる日
8左手の薬指
9『あいみ』って誰?
10すべてが明らかになる時
11衝撃的すぎて壮大なネタかと
12さびしいはなしや
13決着をつけよう
14これ以上惨めにしないで
15追い詰められてハイになる
16ふたりの全てをなかったことに
17彼は良心を痛めたようだ
18お前がなんで感情的になるねん
19ドン引き、パニック、ひとり遊び
20最後のおやすみ
21晃司さんとさようなら
22優男さんとさよならしなきゃ
23さよならを拒否される
24強引に会おうとしないで
25結局会って話をすることに
26張りつめてたものが折れそうで
27崩壊、の、はじまり
28付き合ってもいない男の部屋へ
29号泣
30汚い女
31晃司さんとのことから一週間後にはもう



翌週は仕事がいそがしくって気が紛れた。3日連続で出張、始発出発で体力勝負みたいなところもあったので、それはそれは気が紛れた。


前述の、気分屋さんの上司とふたり行動も多かったけれど、その時はすごく気遣ってくれた。3日目の夜は打ち上げと称してご飯にも連れて行ってくれた。わたしのやつれように心配した別の上司の差し金と知ったのは随分経ってからやけど……


上司「何があったん?わたしでよければ話してみて」


上司にはときどき陥れられ、基本的にマウントされてた。別の上司に、自分の株を上げるために利用されているような節も。


でも、仕事については尊敬してた。わたし、基本的に脳がないから……上司のように上手いこと世を渡っていくこともできひんし、仕事だってできひん。


そんな上司の優しい言葉に、つい、言ったんや。


葉月「お付き合いしていた、ような人がいまして……」
上司「別れたん?」


上司の顔は機嫌が良い時の顔……てか目がさ、優しかったんやわ。でもな。


葉月「いえ、わたしが浮気相手でした」
上司「え!!!マジで (◉◞౪◟◉) 」


ほんまこんな顔に、半笑いの、こんなこと言うたらあれやけど、醜い表情になった。しまったと思ったけど後の祭り。


上司「ごめんな、笑ってしまって……それで?なんで気づいたの?」
葉月「前々から怪しいとは思ってたんですけど、ね」
上司「ふ〜ん……あっそう。……で?(◉◞౪◟◉) 」


もう逃げられないと思って、白状した。そのひとがお風呂に入っているあいだにカバンから、結婚式の席次表を見つけたって。


上司はすごく楽しそうやった。ごめんね、笑って、を繰り替えされた。みじめ……やけどやっぱり、わたしがあほやから仕方ないか……なんて。


最後まで、優男さんのことは言わなかった。




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33どこまでも不純