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【過去記事】
1過去の過ちを思い出した

2優しさの塊のようなひと

3都合よく流れてよかった、なんて
4いちおう、付き合っていた人について
5本命の女がいる予感
6自尊心を満たすためだけに
7胸騒ぎ、女の勘が当たる日
8左手の薬指
9『あいみ』って誰?
10すべてが明らかになる時
11衝撃的すぎて壮大なネタかと
12さびしいはなしや
13決着をつけよう
14これ以上惨めにしないで
15追い詰められてハイになる
16ふたりの全てをなかったことに
17彼は良心を痛めたようだ
18お前がなんで感情的になるねん
19ドン引き、パニック、ひとり遊び
20最後のおやすみ
21晃司さんとさようなら




優男「僕はラインでも言ったけど、今のままの関係で十分満足してる」
葉月「わたしは、今の関係は心地が良くない」


ドライブしながら、ゆっくり、間を置きながら話をした。


優男「正直、下心はある。僕は葉月さんのことが好き。でも、振り向いてくれるのを待つとか、そんなんではない。今のままでいいと思ってる」
葉月「好意を持たれている時点で、わたしはいやや」
優男「それはなぜ?」


こんな感じの話をぐるぐるぐるぐる、ずっと平行線。


葉月「後ろめたいような気がするから」
優男「でも、僕はなんの被害も被ってない。葉月さんは悪いこと、してない。何も悪いことをしてないのに、なぜ後ろめたいと思うの?」


晃司さんのことはぜったいに言えない。


葉月「わたしはあなたを好きになることはない。正直、重く感じることがある」
優男「僕はこれ以上を望んでないのに。重く感じるのは、それは葉月さんがかってに、僕に悪いとか、そういうことを感じてるからやろ?」


心の余裕もない時に、こういう話はしたくなかった。心の余裕があってもやけど。


葉月「触れられたり、距離が近かったり、そういうのであなたの好意を実感することがある。重い」
優男「ごめん、それは僕の悪いところや。なおす。友達以上でも以下でもない、友達。葉月さんが望むのならそれ以下でもいいけど。でも、たまに会ったり、会わなくてもいいから連絡したりするくらい、あかんやろか」


正直、すごく面倒やった。


葉月「あかん」
優男「なんで?」


言うてるうちに日が暮れて、あたりは暗くなった。行き先がなくなり、優男さんのおうちの駐車場に車を停めた。わたしの家にもわりと近いところなんよ。


優男「何があったん?」


しつこくてしつこくて……ピンと張りつめてた心が緩みそうでしんどかった。




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