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【過去記事】
1過去の過ちを思い出した

2優しさの塊のようなひと

3都合よく流れてよかった、なんて
4いちおう、付き合っていた人について
5本命の女がいる予感
6自尊心を満たすためだけに
7胸騒ぎ、女の勘が当たる日
8左手の薬指
9『あいみ』って誰?
10すべてが明らかになる時
11衝撃的すぎて壮大なネタかと
12さびしいはなしや
13決着をつけよう
14これ以上惨めにしないで
15追い詰められてハイになる
16ふたりの全てをなかったことに




借りていた本のことを思い出したので返した。それから、終電を過ぎてしまっているので明日朝さよならしようと言い、それから……


足の震えがとまらなかった。晃司さんのことで大きなストレスがかかって、自律神経が乱れてしまったんやろうね。


体育座りをして落ち着かせようとしたけどだめやった。


変な気持ち。落合いてるはずやのに足がぷるぷるぷるぷる。







晃司さんは服を着て、何をするでもなく下を向き、椅子に座ってた。両手は膝の上でしっかり握られて、肩はすこし上がってた。


わたしの足の震えに気がついたんやろうね、怒りの表情から、なんかしらん、悲しい表情にかわってた。


震えつつも、わたしは眠たくて仕方がなかった。このまま朝を迎えるとか耐えられへん。どう、寝ように持ち込もう。


と思ってたら。


晃司「なんで…………」


晃司さんが言葉を発した。


葉月「え?」


声がかすかす過ぎて聞き取れなかったので素直に聞き返した。


晃司「なんで俺のこと、責めへんの?俺、傷つけることして……」




▽次の日記
18お前がなんで感情的になるねん