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【過去記事】
1過去の過ちを思い出した

2優しさの塊のようなひと

3都合よく流れてよかった、なんて
4いちおう、付き合っていた人について
5本命の女がいる予感
6自尊心を満たすためだけに
7胸騒ぎ、女の勘が当たる日
8左手の薬指
9『あいみ』って誰?
10すべてが明らかになる時
11衝撃的すぎて壮大なネタかと
12さびしいはなしや
13決着をつけよう
14これ以上惨めにしないで




わたしは別に怒ってはいなかった。怒ったところで特別何も変わらんし。だいいち、今まで怪しんでた本命の存在が明るみになっただけやし。


明るみになったからにはこの関係は清算せんとあかんけど、べつに、晃司さんに未練はないし……やし、感情論とか何が正しい間違ってるかとか、どうでもいいから、とりあえず事務的な話をしようよ。清算にむけての建設的な話を……。


なんて思ったけどたぶん、それも変な話なんやろう。








重い沈黙が流れた。


主に晃司さんが怒りの面持ちで押し黙ったことが、重い沈黙の原因やと思う。


そりゃあ、本命と住んでるであろう住所なんて、浮気相手に知られたくないわね(´・ω・`)


1年かけてわたしを口説いてさ、やしちょっと信じて見ようと思たんやけどな。


遊びに行ったりしてたのは楽しかったやん、え、そんなん思てたのはわたしだけ?


やっぱり、わたし、その程度の人間なん\( ˆoˆ )/


自虐というのか何なのか。自暴自棄とでもいうのか。ほんとう、楽しくなって今にも笑い出しそうな勢いやった。


み じ め \( ˆoˆ )/




▽次の日記
16ふたりの全てをなかったことに