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【過去記事】
1 人生二度目の告白、私が惚れてしまった人……きっかけはネット婚活

2 経歴は婚活4年史上過去最高、でも、飾らないピュアさにむしろ裏を感じる

3 国家公務員の若き研究者とかキラキラしててもう……まぶし……
4 手が届かないと思ってた人からの『あいさつ』
5 メッセージを待ってそわそわ時間を過ごすなんて無粋だわ!
6 念願叶って届いたのは文字制限いっぱいの超長文
7 研究者さんからの初めてのメッセージはとっても好印象
8 考えて考えて、1日あけて返事をした内容がコレ
9 毎日300字ピッタリのメッセージのやりとり
10 気恥ずかしいけどブログやから書けるけどあれはもう『恋』やった
11 なんで連絡先交換言い出してくれへんのん(;o;)
12 マサカノ連絡先交換デキズ????
13 強硬突破なるか
14 渾身のマジボケをかましてしまった
15 制限がなくなった私たちは何か変な方向に進んでってた
16 ^・x・^ { 初対面のお誘いゲット♡
17 初めての電話……盛り上がってた気持ちがしょぼくれた
18 やっと会ったのに……目を見てくれない研究者さん
19 わたしの婚活史上おそらくいちばんスゲーひとやった
20 はしゃぐ研究者と婚活4年生






展覧会を出たところにある、お土産コーナーで商品を見てた。そこには研究関連の書籍もいっしょに置いてあって。


研究者さんはおもむろに、そのうちの一冊、ハードカバーの本を手にとって、そしてひとこと。


研究者「お世話になった方が書かれた本で……頼まれたので、コラムを書いたんです」


ちゃんと、バッチリ、研究者さんのコラムが載ってた。


さっきまであほみたいにいっしょにふざけてた人やのに……なんか、すごいなぁ!ってよりも、どこか面白いような、不思議な気持ちになった。


あとはなんでかな、劣等感みたいなものはもう感じなくなってた。







いよいよ閉館のアナウンスが流れて。わたしたちは会場をあとにせざるをえなくなった。


葉月「あっという間の4時間でしたね、楽しい時間をありがとうございました」
研究者「これほどまでに楽しい時間を過ごせるとは正直、考えていませんでした。ありがとうございます」


研究者さんはペコリと一礼をした。


ほんとう、丁寧なひと。







会場の外は、幸いなことに雨こそ降っていなかったものの、いよいよ、台風からくる風が強くなってた。


帰れなくなってしまってはいけないので、わたしたちは夜ごはんはともにせず、さよならをすることになった。


駅からは逆方向の電車。


研究者さんはわたしが見えなくなるまで、ホームから見送ってくれた。




▶▶▶ 22 二度目のデート。だがしかし記憶が……