【過去記事】
1 久しぶりにエヴァのふれあいパーティーに参加した時のこと
2 婚活パーティーで4人の収穫があったよ
3 モロ好みの男子とごはんに行くことに
4 高スペック男子≠常識人
5 初めての食事は私チョイス、なぜなら
6 お店の雰囲気があまりに良すぎて恥ずかしくなった
7 こんなに話題がなさすぎて気まずくて苦痛なのは初めての経験だったかも
8 パスタ1000円ちょっとってそんなに贅沢なん?
9 食事の場は盛り上がらないし相手が何を考えているのかわからない







その後ももちろん盛り上がることはなかったけど、念願のパスタが食べられたので、私の舌と胃袋は満たされた。


でもその時、ポッターはまだ半分くらいしか食べてなくて。


とは言え、この時にはもう、私の中でポッターとは「一度いっしょにご飯を食べた人」という関係以上になれなさそうな気がしてた。やし早く食べ終われやって苛立ちさえ覚えてしまった。


まぁでもせかすのんも可哀相やしね。


葉「すみません、私めっちゃ食べるの早いんです。気にせずいらしてくださいね(^^)」


ちょっと急いでくれたらな〜なんて思いながら、腹の底とは全然違う言葉を発した。


ポッターはというと。その時、両頬いっぱいにパスタを頬張ってた。






引いた。


私が食べるの早くて気を遣ってくれたんやったら、食べ方汚くてもしゃーないなって思えるねん。


でも、そんな感じではなくて……。


口の中いっぱいに詰めたパスタを、ゆっくりゆっくり、もぐもぐしてた。猫背で前かがみ気味になりながら。


口周りはトマトソースでほんのり赤めやし。


私が食べてる時に気づかんくてよかった。心底そう思った。







口の中のパスタをきれいにごっくんしてから、ポッターは言った。


ポ「葉月さんはどんなお仕事をされてるんですか?」


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