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【過去記事】
1 婚活パーティーに理想の王子様がいた。
2 星野さんの見た目がどれだけタイプだったかを言いたいだけの文
3 マシンガントークをなくした私はただの……
4 盛り上がらない自己紹介からの中間印象チェック
5 人を見る目に自信がなさすぎてー\(^^)/
6 おお、おフランスっぽい
7 パーティーに美女がいると虚しくなる
8 つくづく私は根暗だと思う
9 リア中怖い
10 女がトイレにたむろして愚痴を言い、運悪く当事者が居合わせるというドラマのようなアレ
11 トイレからの脱出
12 私の頭の中のぐるぐる




パーティー☆パーティーで出会った星野さんのお話。


人はほとんどいなかった。カップル成立した数人と、男性がちらほら。星野さんは、いない。


( ´・ω・ )


大阪梅田のパーティー会場はビルの11階にある。外へ出るにはエレベーターに乗って、1階まで降りないといけない。


エレベーターに乗り込むと、私以外の2組はカップルだったので、ちょっとムズムズした。


このまま、何もなければスッと帰ろう。


いや、このままいたらきっと虚しくなってしまうから、買い物でもして帰ろう。


そんなことを考えてた。







1階に着き、エレベーターの扉が開く。そこから出口までのあいだにややスペースがある。


星野さんがいた。


マイペースにゆっくりめに歩いてきて、少しだけ微笑んでひとこと。


星野「帰っちゃったのかと思いました」


(*´ω`*)


星野さんのハニカミはもうだめやった。めがねでさ、あんまり笑わんイケメンがさ、ちょっとだけ微笑むの。


萌えた。


葉月「帰りませんよ〜(*´ω`*)」


私も自然と笑顔になって(多分でれでれした下品なやつ)、


葉月「お待たせしました、お手洗いが混んでいて…」


なんて余裕ぶっこいた嘘をついた。



▼ 星野さんと出会ったパーティーです



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