【過去記事】
最大規模のおみぱ1 お話時間はまさかのひとり1分半。
最大規模のおみぱ2 ドストライクの男。
最大規模のおみぱ3 イケメンに心がざわつく。
最大規模のおみぱ4 『イケメン』と『好みのタイプ』とは違うね。
最大規模のおみぱ5 調子に乗って自己嫌悪。
最大規模のおみぱ6 カップリング発表!
最大規模のおみぱ7 カップリングするも、微妙な心境で会場を後に。
津田さん1 これって一目惚れ?
津田さん2 ありのーままのー。





葉月「私も、帰ってしまったのかと思って」
津田「何で?笑」



津田さんが少しだけ笑顔になり、私の胸キュンはさらに高まりました。あかん、意識したらあかん。



葉月「だってプロフィール交換の時しか話せへんかったから……」



あああ。いきなり気まずいことゆうてしもた!
でも私は大人。別に全然気まずいなんか思ってないし焦ってもないし、風を装って、津田さんの目をじっと見つめて、よそ行きの作り笑顔を浮かべました。なにがありのままのやねん早速装ったしな。



津田さんはというと、少し驚いたように目を見開いて、言いました。



津田「それはこっちのセリフですよ。本当に僕で……よかったんですか?」



ふぉう!
まさかの言葉に私の脳内はもうお祭り状態。でもとりあえずきょどるのはきもいので、落ち着いて見えるようにだけ心掛けてりゃいいわと思いました。そして頭の中で、何かがはじけました。



葉月「いえいえ、私は『僕』、よかったんです」
津田「………ぶほっ」



津田さんは変な音を出して吹き出し、手で口を押さえて斜め上を見ました。漫画かよ。でも自然だったよ。



津田「そ、そうですか。僕も……あなたが、よかった、で、す……」



ところどころに間を挟んで、津田さんは言いました。なんでやのかは今でもわかりません。照れてくれてたんやと嬉しいな。



でもね。この時、ちょっと思ったの。津田さん、女の子に慣れていないわけではないんやなって。だって、赤くなりながら答えてくれたとは言え、シャイボーイならあんなセリフ、絶対言わへんもん。



ほんならなおさら、男に慣れてない私なんかがアレコレ作り込んだところで、津田さんと進展なんて望めるわけがない。やしもう素でどーんといったんねん。これもいい経験や!!!



根暗で人見知りで奥手な私が開き直ったらあんなことになるなんて、津田さんと出会うまで、私は知る由もありませんでした。





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津田さん4 これがいわゆる恋の甘酢っぱさなのね(*´ω`*)